会社概要

明治時代、先祖がこの土地で絵絹を作り始めてから約150年にわたり、地道に絵絹一筋作り続けてきました。 機械だけに頼ることができない繊細な織物だからこそ、感覚を研ぎ澄まし、人間の手を入れて丁寧に仕上げております。一見、非効率ではありますが、良質なものを提供することに効率以上の価値があると考えております。手間をかけて紡いだ絵絹は、お客様の手に渡り、日本画などの芸術品となります。また、神仏関係の装束にも用いられます。 近年は、日本独自の文化である絹に描くことへの原点回帰の流れも感じています。良質な絵絹づくりの継承はもちろん、絵絹がより広く周知されることを願っております。 お客様の手によって芸術が注ぎ込まれ、そして生まれ変わる作品を想像することを楽しみに、日々精進しています。